ポケットに孫一の本入れし日は遠くにひかる白き稜線
冬近き尾瀬原ゆけば柔らかき陽ざしにひかる樺の裸身よ
みちの無き山にもぐればしなやかにわれを拒絶す灌木の枝
ゆく雲をしばし休ませひっそりと水を湛える明神の池
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